天気予報で雨だとされていたこの日ですが、幸いなことに…小雨、それもほとんど降らなかった…自転車で走行するにはまったく問題ないコンディションで、それには大いに助けられることになりました。
最遠来の神戸、そして北九州、福岡、大分、長崎、鹿児島…もちろん熊本と、各地からこの一点を目指した皆んなの思いを知って、天を覆っていた雨雲もほんの少しだけ手加減してくれたのかもしれません。
標高900mのビューポイント「錆びたガードレール」からの眺望は生憎と霧…いや雲で真っ白で、雄大な風景はまったく拝めませんでしたが、登ってきた皆んなが霧の中から現れるたびに見せるその満足そうな顔こそなにものにも代えがたいのだと強く感じることができました。
上の画像は、集合時間の12:00過ぎに撮影したもの。
「なんと気持ちのいい連中だろう」という銭形警部の言葉が聞こえてくるようなにこやかな表情から、その場の楽しさが伝われば幸いです…あ、銭形警部はカリ城でラピュタじゃないかw
この時点で40名を超えるエントラントがいて、このあとも続々と登ってきてましたから、最終的には昨年と変わらない50名近くの方が集ったのではないかと思います。
集合写真撮影のあと、急遽大役をお願いしたロングライダースの方による散会の言葉「帰り着くまでが、ラピュタで会おうです!」で、この集合サイクリングは締めとなりました。
締めの言葉の後も、最遠来のご夫婦の紹介、差し入れとしてパンをお持ちいただいた…なんと25kgもある特殊な自転車で運び上げられたものです…北九州のパン屋さんの挨拶などが行われ、いつの間にかイベントっぽい雰囲気になっていました。
気温が低かったにも関わらず、散会後も写真撮影をしたり、話に花を咲かせたり、自転車投げ選手権を行ったりで、多くの方がこの場を立ち去ろうとせず大いに盛り上がっていました。
そして、濃霧の発生で危険な状態の外輪山上のミルクロード、同じく視界が効かない上に険しい下りが嫌な狩野坂、そののどちらかのルートを選択して、各々が帰路についていきました。
「帰り着くまでが、ラピュタで会おうです!」
天候がもったことと同じく、この思いもどうやら聞き届けられた…狩野坂の下りでパンクの発生があったようですが、幸い事故にはならなかった…ようで、本当によかった。
「驚きの白さ!」で、なにも見えなかったこの日のラピュタ…「でも、それもいいものだよね!」そんな声がそこここで聞かれたことが、いちばんの収穫だったような気がします。
「驚きの白さ!」で、なにも見えなかったこの日のラピュタ…「でも、それもいいものだよね!」そんな声がそこここで聞かれたことが、いちばんの収穫だったような気がします。
さあ、またラピュタで会おう!
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